【概況】 ~新型コロナウイルスの感染拡大により景気の停滞感が強まる
・ 米国では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、景気の停滞感が急速に強まっている。人・モノの移動制約にともない、不要不急の消費が控えられ、交通・宿泊関連の需要も急減している。金融市場の混乱などを背景に企業マインドが悪化しており、雇用、投資計画への影響も懸念される。
・ 新型コロナウイルスの感染が拡大するまで、米国景気は底堅く推移していた。昨年第4四半期の実質GDP成長率(改訂値)は前期比年率+2.1%と、個人消費をけん引役に潜在成長率ペースでの成長を持続した。
・もっとも、新型コロナウィルスの感染拡大が経済活動に急速に影響を与えている。現時点では、感染拡大ペースがいまだ加速している段階にあり、財政金融政策による対応も効果を発揮しにくい状況にある。収束の時期や感染拡大による影響を全く見通せないため、先行きは不透明感が非常に強い状況にあると言えよう。・・・(続きは全文紹介をご覧ください。)
※(2020年3月23日訂正)レポート4ページ目に一部誤りがあったため訂正し、ファイルを差し替えました。
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