米国景気概況:景気は足元まで底堅く推移、先行きには注意が必要
米国経済は底堅く推移している。2021年10-12期の実質GDP成長率(確定値)は、前期比年率+6.9%と、前期(2.3%)から加速した。年明け以降についても、企業の景況指数は判断の目安となる50の水準を上回って推移している。先行きについても、個人消費や設備投資が堅調に推移し、潜在成長率を上回るペースの成長が見込まれる。もっとも、インフレによる個人消費の抑制や供給不足による生産下押しなどの影響には注意が必要であろう。
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