景気は持ち直し
米国経済は一部に弱さがみられるものの持ち直している。昨年10-12月期の実質GDP成長率(改定値)は、前期比年率3.2%と、6四半期連続で2%超の成長が続いた。個人消費が同3.0%増と全体をけん引したほか、設備投資、住宅投資、政府支出、輸出と最終需要が軒並み増加した。一方、企業の景況感を示すISM景況指数は製造業で低迷が続いている。先行き、個人消費がこれまで好調に推移してきた反動などによりいくぶん弱含むリスクもあるものの、景気は全体として持ち直しの動きが続く見通しである。
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