景気は堅調
米国経済は堅調に推移している。1-3月期の実質GDP成長率(改定値)は前期比年率1.3%と、7期連続でプラス成長となった。外需(輸出-輸入)、在庫投資が合計1.3%ポイント成長率を押し下げたほか、政府支出もおよそ2年ぶりの低い伸びにとどまったが、個人消費、設備投資、住宅投資といった国内民間最終需要が底堅く推移した。一方、企業の景況感を示すISM景況指数は、製造業、非製造業ともに判断の目安となる50の水準を下回った。先行き、個人消費がこれまで好調に推移した反動などによりいくぶん弱含むリスクもあるものの、景気は全体として堅調に推移する見通しである。
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