2022/23年欧州景気見通し~数字の印象ほど堅調ではない景気の実勢

2022/01/12 土田 陽介
海外経済見通し
海外マクロ経済
  • 2022年の欧州景気は高成長を維持するが、計算上のテクニカルな要因に基づくところが大きく、景気の実勢は数字の印象ほど堅調ではない。2023年は成長率が一段と低下するが、景気の拡大基調は保たれる。
  • EU(ユーロ圏)の場合、2022年の経済成長率を+4.0%(『ゲタ』が2.0%)、2023年を+2.5%と予測する。一方で英国の場合、2022年の経済成長率を+3.7%(『ゲタ』が2.5%)、2023年を+1.3%と予測する。
  • 最大のダウンサイドリスクは、新型コロナの感染が一段と酷くなり、厳しい行動制限が課されることにほかならない。さらに英国の場合、EUとの交渉決裂で北アイルランド国境に「ハードボーダー」が生まれるリスクがある。

続きは全文紹介をご覧ください。

テーマ・タグから見つける

テーマを選択いただくと、該当するタグが表示され、レポート・コラムを絞り込むことができます。