エクスペリエンス・データデザイン

エクスペリエンス
データ

概要

DX(デジタル・トランスフォーメーション)の本質は、データやデジタル技術を活用して、顧客や利用者に新たな価値あるエクスペリエンス(体験)を提供することです。また、社会や環境の変化や価値観の多様化への対応が求められるこの時代には、施策・サービスの設計においても、利用者視点でのエクスペリエンスの分析・設計に加えて、変化の把握と対応を可能にする戦略的なデータ活用が重要となります。当社は、人の関心や行動などの傾向・特性に基づいた人間中心の発想と、施策の効果検証や改良につながるデータの設計・開発を融合した、エクスペリエンス・データデザインの支援を行っています。

当社の強み

エクスペリエンス(体験)の分析と設計においては、人間の認知や行動の理解に基づいた「人間中心設計」のアプローチが特徴です。また、具体的なサービスを設計する際には、利用者の行動モデルを反映した選択肢を用意し、施策と選択結果を紐づける形でデータを取得する「戦略的データ思考」の考え方を重視します。これにより、顧客の行動変化をデータで捉えながら、継続的な改良を実施することが可能となります。

データを開発するご支援

経営や政策における様々な意思決定を支えるデータとは、一体どのようなものかを検討することは非常に重要なことです。いま手元にあるデータだけでなく、これから新たなサービスによって得られるデータや世の中のオープンデータを対象に、AI・機械学習を含めて様々なデータ解析手法を駆使し、目的とする意思決定に役立つ情報を見極めます。一方、意思決定に価値のあるデータを得るためには、特定の知識や観点でデータを分類したり、厳選するなど人手による作業が必要なことがあります。当社では、外部のパートナーと連携して、こうした「データワーク」を効率よくかつ継続的に実施する提案が可能です。
就労支援データワークプラットフォーム

具体的な支援メニュー

  • エクスペリエンス分析設計支援
    – 新規事業や新サービス設計のための課題分析、ユーザモデリング、施策・サービス設計のご支援
  • データ分析/データ開発支援
    – 既存自社データの価値分析、活用検討に関するご支援
    – ベテランなど現場の暗黙知をデータ化、さらには自動化のためのご支援
    – RPAの導入では難しい人手によるデータ関連作業の自動化のご支援、あるいは高効率・高品質なデータワーク化のご支援
  • 各種研修
    – 「デザイン思考」「データ利活用」「デジタルガバナンス」「デジタルマインド」「戦略的データ思考」「EBPM(エビデンスに基づく政策支援)とDXとの関係」

実績のご紹介(一例)

  • AI技術を活用した新事業戦略策定支援(電機)
  • データ活用新事業支援(自動車、不動産、ヘルスケア事業者ほか)
  • 乳幼児の生活データの分析とスクリーニングの自動化支援(保育事業)
  • 観光拠点の再生・高付加価値化の支援(地域観光協会)
  • DX、データ活用、デジタルガバナンスほか各種研修(民間企業)