英総選挙は保守党が単独過半数を得て勝利へ ~年明け1月末のEU離脱に弾み~

2019/12/13 土田 陽介
調査レポート
海外マクロ経済

〇12月12日に行われた英国の総選挙は保守党が単独過半数を得て勝利した模様。2016年6月の国民投票から約3年半の歳月を経て、英国はようやく離脱への筋道をつけることができた。

〇1月末のEU離脱後、いわゆる「移行期間」が直ちに適用される。そして英国は、2020年12月までEUの単一市場及び関税同盟にとどまり、EU法の適用を受けることになる。

〇保守党は移行期間を延期しないという公約を掲げたが、英国とEUの双方で思惑が一致するなら、移行期間が2022年以降も年単位で延期される可能性は十分あり得る。

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