問われるドイツの賃金政策の妥当性~次期総選挙次第ではドイツで高インフレが定着する恐れ

2024/05/21 土田 陽介
調査レポート
海外マクロ経済
金融
  • ドイツは2015年に最低時給制度を導入し、段階的に最低賃金を引き上げてきた。そして2021年12月に発足したショルツ政権は、最低賃金を消費者物価の伸び以上に引き上げてきた。
  • ショルツ政権が、2025年の総選挙で続投となった場合、ショルツ首相は15ユーロに近い水準まで最低賃金を引き上げようとするだろう。そうなれば、ドイツで高インフレが続くことになると懸念される。
  • 一方で、中道右派の最大野党Unionが政権を奪取した場合、最低賃金の引き上げは抑制的になるだろうが、政治的な抵抗も強いと考えられるため、引き上げそのものを凍結することは難しいと考えられる。

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