三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
2026年の展望
刻々と変化する社会情勢の中、
今注目すべきトレンド・持つべき視点は何か。
未来を見据え、先を生き抜くためのヒントを
書籍・テレビなどでも発信しています。
書籍のご紹介
当社編集書籍「2026年日本はこうなる」
11月5日東洋経済新報社より発行
トランプ政権の影響、人口減少対策、コンテンツビジネス、地球環境、災害対応、世界経済から企業経営まで 今知るべきトレンドと64のキーワードを解説!
当社のエコノミスト、コンサルタント、研究員の英知を結集した、ビジネスパーソン・学生必読の書。
第1部では、国内外の経済やマーケットの見通しを展望。
第2部では、地方の人口減少対策、知的財産戦略、女性活躍、企業のガバナンス、コンテンツビジネス等、今知るべきトレンドを詳説。
第3部では、2026年を理解するための64のテーマを、よりミクロな視点で解説しています。
お買い求めの際は下記情報をご参照ください。(オンラインストアを含む、全国の一般書店で販売)
なお、2026年は「三菱UFJリサーチ&コンサルティング」として設立20周年を迎えることから、今回よりカバーデザインを一新しております。
- 書籍名
- 2026年 日本はこうなる
- 著者
- 三菱UFJリサーチ&コンサルティング 編
- 発行
- 東洋経済新報社
- 発行
年月 - 2025年11月
- 発行
- 価格
- 定価2,200円
(本体2,000円 + 税10%)
- 巻頭言
分配の転換点を迎えた社会――四半世紀を振り返って
- 第1部
グローバル化の新局面で、日本経済は持続的な成長を図れるか
第2期トランプ政権における米国の変容は、グローバル経済に大きな転機をもたらした。国内景気は、2024年以降緩やかな持ち直しが続いているものの、内需の1つの柱である個人消費においては、物価や賃金動向面から不安も残る。世界の秩序が変動する中で、日本は米中両国とも良好な関係を維持しつつ、自立した経済基盤を構築する必要があろう。そのためには、長期的な視点に立ち、分配にも配慮した包摂的で持続的な成長を目指していくことが肝要となる。
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- 第2部
2026年のキートレンドを読む
- 地方の人口減少対策/人口減少対策最前線――気仙沼市の挑戦 研究開発第1部(大阪) 秋元 康男 高林 萌
宮城県気仙沼市は、全国に先駆けて市民のWell ‒ beingの実現に主眼を置く独自の人口減少対策を続けている。国の掲げる「地方創生2・0」を地方都市が進める上で、人々の幸せや生活の豊かさをいかに実現するか、同市の取組が大いに参考になるだろう。
- 知的財産戦略/無形資産経営の時代と知的財産の活用 政策研究事業本部東京本部 肥塚 直人
無形資産が、経済・産業にとっても企業経営にとっても重要な意義を有する時代となった。
日本には、技術はもちろん、コンテンツや食といった身近な知的財産が数多く存在する。今後は、こうした知的財産をいかに活用して儲けるかが重要となる。 - 女性活躍/人手不足下における女性活躍の課題と展望 社会政策部 尾島 有美
2010年代以降、企業の人手不足が顕在化している。本稿では、女性活躍が人手不足解消に寄与する可能性について、就業者数や就業時間といった量的拡大の側面と、職域や管理的役割等の質的拡大の側面から、課題と今後求められる取り組みを展望する。
- ガバナンス/日本企業が実現すべき「ガバナンス」とは GRCコンサルティング部 阿部 功治
ガバナンスの重要性が語られるようになって久しいが、日本企業は、さまざまなステークホルダーからのプレッシャーや相次ぐ不祥事案に悩まされ続けている。こうした状況も踏まえ、日本企業が今まさに実現すべき「ガバナンス」について解説する。
- コンテンツビジネス/アニメ業界はグローバル化の荒波を乗りこなせるか 産業創発部 萩原 理史
日本のコンテンツは国内外から高い評価を得ており、日本の基幹産業として期待されるが、特にアニメは、海外市場を広げる上では、クリエイターの人材不足が深刻だ。人材育成、就業環境の整備、新しい金融スキームの導入など、今、変革期にある。
- 地方の人口減少対策/人口減少対策最前線――気仙沼市の挑戦 研究開発第1部(大阪) 秋元 康男 高林 萌
- 第3部
2026年を理解するためのキーワード
第1章国際社会・海外ビジネスはこうなる
- トランプ政権/関税の影響と「米国第一」の行方
- 第15次5カ年計画/中国は「新しい質の生産力」主導の成長へ
- 米国の輸出管理強化/有志国とも連携し先端技術の輸出を規制
- グローバルサウス/新興国リスクを乗り越えて市場を創造する
- 企業の海外戦略/為替・関税・地政学を踏まえて模索は続く
第2章産業はこうなる
- 大学発イノベーション/産学共創を推進する大学知財マネジメント
- サーチファンド/法改正で事業承継の新たなスキームが活性化
- 米問題/続く米不足と高止まりする価格
- 陸上養殖/食料安全保障に向けた産業構造変化と地域創生
- パレット標準化/次期大綱を通じたさらなる物流効率化への期待
- mRNA医薬/がんワクチンを見据え日本の体制整備も急務に
- 再生医療/自由診療を「不安」から「安心」の医療へ
- 循環経済/自動車産業で進むリサイクル材使用の義務化
- 防衛産業/事業機会を捉えるための長期戦略策定を
- 研究開発政策/巨額基金活用の成果評価がスタート
第3章企業経営はこうなる
- グロース市場改革/EXIT手段の多様化が加速するきっかけに
- IPトランスフォーメーション/AIが知財の創造・保護・活用サイクルを変革
- エッジ生成AI/端末でのAI活用が生活様式を変える
- 物流2026年問題/荷主企業が責任を負う時代が到来
- 人間中心主義経営/中堅企業で重要性増す人的資本とパーパス
- リスクカルチャー/持続的成長を支える究極のリスク管理
- ガバナンスの実質化/取締役会の機能強化と持株会社化がカギ
- サステナビリティ関連情報開示/国際基準と整合した制度が日本でも開始
- ESGの現況/欧州サステナビリティ報告基準の簡素化
第4章地球環境・脱炭素はこうなる
- サーキュラーエコノミー/国内製造業での資源循環市場の形成が本格化
- 気候ファイナンス/脆弱な途上国の資金確保が課題に
- 北極圏開発/気候変動の副次効果により開かれる経済圏
- 循環型地域社会/自治体による資源循環の取り組みが本格化
- 獣害/クマ類の出没件数が増加
- 循環性指標/国内外で進む新たな企業評価指標の開発
- プラスチック資源循環/2030年の目標達成に向けた折り返し点に
第5章働く場はこうなる
- カスタマーハラスメント/企業のカスハラ対策が義務化へ
- 社内転職制度/社内キャリアチェンジで個人と組織の成長促進
- 博士人材の活躍/経営課題解決やビジネス創出の起爆剤に
- 育成就労制度/外国人人材から選ばれる国・選ばれる企業へ
- 地方公務員の兼業/地方の兼業人材による人手不足解消への貢献
- シニア社員のキャリア開発/バブル世代の定年に備え、対応急務
- パパ向けメンタルサポート/産後パパ育休導入5年目、父親支援が浸透
- 勤務間インターバル/休息時間確保に向けて問われる企業の主体性
- 選択的週休3日制/働き方の新たな選択肢を活かすために
- がん治療と仕事の両立支援/誰もが働きやすい職場の「その先」へ
- 103万円の壁/企業独自の家族手当等の支給要件も見直しへ
第6章社会・文化はこうなる
- 著作権法改正/1億総クリエイター時代のコンテンツ利用
- ヒューマノイドロボット/人型ロボットは研究から商用化のフェーズへ
- 介護人材争奪/進む職場環境の改善と採用競争の激化
- 病院経営/オープンデータの活用が本格化
- 高額療養費制度改革/患者の経済的負担軽減と医療費適正化の両立
- 臓器移植/移植待機期間の改善に向けた新技術
- 薬機法改正/一般用医薬品購入時の利便性と安全性の両立
- 子ども・子育て支援金制度/新たな支援金は少子化の救世主となるか
- こども誰でも通園制度/全国の自治体において本格始動
- アファーマティブアクション/大学入試「女性枠」に産業界が応答する年に
- 恋愛・婚活支援/究極の“私事”への組織的支援が隆盛
- NISA拡充/「全世代型」への拡大で投資の機運が高まる
第7章地域はこうなる
- 防災庁設置/国主導による防災体制の抜本的強化へ
- 災害対応支援AI/AIエージェントが変える自治体の災害対応
- 定期借地権マンション/相場上昇で注目が集まるが、購入は慎重に
- 指定地域共同活動団体制度/法改正で地域団体が社会課題解決の主体となる
- 地域中小企業の後継者不在問題/自治体を中心とした事業承継支援が本格始動
- 地方創生2.0/まちの活力格差が開くきっかけの年に
- 難航する再開発/各地で開発事業の見直しが顕著に
- アジア・アジアパラ競技大会/大会レガシーを開催地の地域づくりに活用
- 高付加価値旅行者/誘客がもたらす地域産業活性化との好循環
- 宿泊税/独自財源確保で機動的な観光地域づくりが進む
テレビ番組のご紹介
「日本はこうなる!?~2026年
を生き抜くビジネス戦略~」
2020年から毎年提供しているBSテレ東の特別番組「日本はこうなる!?~2026年を生き抜くビジネス戦略~」を今年も放送します。
当社のエコノミスト・研究員・コンサルタントが出演し、逆境を乗り越えるヒントやビジネスチャンスを探ることにより、
不確実性が増す時代を生き抜くビジネス戦略について専門家として解説します。
ぜひご覧ください。
放送概要
- 番組名
- 「日本はこうなる!?~2026年を生き抜くビジネス戦略~」
- 放送日時
- 2025年12月7日・14日・21日・28日
毎週日曜日 午前10:00~10:30
- 放送局
- BSテレ東(BS⑦ch)
本番組は、「第1部」「第2部」の2つのコーナーで構成されます。
番組構成
2026年に押さえておきたいキーワード
今、注目すべき経済トピックスについて、中長期的な視点や企業経営の観点などから、わかりやすく解説します。
- 第1回
- 第1部不安定から脱却!?原油相場
- 第2部今が旬!コンテンツビジネス
- 第2回
- 第1部東京一極集中是正と地方経済活性化
- 第2部異分野の知恵を集結!持続可能な農業を目指して
- 第3回
- 第1部値上がりする住宅価格
- 第2部介護の前に日常を!生活支援ビジネス
- 第4回
- 第1部2026年 日本経済の展望
- 第2部事業を止めるな!BCPで災害を乗り越える
※各回放送終了後、こちらのページでアーカイブ(YouTube)を公開します。
当社出演者と番組アーカイブ
第1回 2025年12月7日放送
第1部
「不安定から脱却!?原油相場」
第2部
「今が旬!コンテンツビジネス」

萩原 理史
産業創発部
主任研究員
林 真帆
イノベーション&インキュベーション部
マネージャー
第2回 2025年12月14日放送
第1部
「東京一極集中是正と地方経済活性化」
第2部
「異分野の知恵を集結!持続可能な農業を目指して」

森口 洋充
持続社会部
主任研究員
高橋 優介
経営戦略第1部
コンサルタント
第3回 2025年12月21日放送
第1部
「値上がりする住宅価格」
第2部
「介護の前に日常を!生活支援ビジネス」
第4回 2025年12月28日放送
第1部
「2026年 日本経済の展望」
第2部
「事業を止めるな!BCPで災害を乗り越える」

高松 孝親
研究開発第2部(大阪)
上席主任研究員
淺井 智彰
GRCコンサルティング部
マネージャー
三菱UFJリサーチ&
コンサルティングができること
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のシンクタンク・コンサルティングファームとして、
東京・名古屋・大阪を拠点に、国や地方自治体の政策に関する調査研究・提言、
民間企業向けの各種コンサルティング等幅広い事業を展開しています。
代表的なサービス
横断的な総合力を生かして、
未来を拓くソリューションを提供しています。
そのサービスの一部をご紹介します。

成長戦略/新規事業戦略
既存の強みや知財等を活かしつつ、顧客が真に求める新事業戦略立案、MUFGリレーションからの協業先開拓、事業開発/営業等、価値定義~成果創出まで一貫して伴走します。

まちづくり、都市・地域開発
まちづくり、都市・地域開発が複雑・複合的な課題に直面するなか、持続可能なまちづくりに向けて、企画、計画立案、事業化、地域・都市経営を実践・支援します。

国連調達
ユニセフ等、40の国連機関が企業から製品を購入する「国連調達」。新興国・途上国ビジネス拡充のため当社「PICTURES i」をご利用ください。

MUFGビジネスセミナー(公開講座)
越境学習を可能にする集合型研修をメインとする有料セミナー。東名阪3地区での来場形式やオンラインLive形式で実施。「階層別」や「職能別」テーマで各種ご用意しています。
レポート・コラム
エコノミストによるマクロ経済の定点観測、研究員・コンサルタントによるレポート・コラムなどを掲載しています。
お問い合わせ
2026年の展望に関するお問い合わせは、
こちらまでお願いします。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
コーポレート・コミュニケーション室
E-Mail:info@murc.jp
〒105-8501
東京都港区虎ノ門5-11-2 オランダヒルズ森タワー
















